こんにちは! 今日はいよいよ観劇DAYです。 ミューケン・シップ乗組員みんなで観るのは、ご存知「ジキル&ハイド」。 2001年の初演以来何度も上演されているミュージカルファンにとってはお馴染みの作品です。 塩ちゃん先生がたびたびミューケンシップのクラスでジキル&ハイドの素晴らしさについて話していただいていましたので、乗組員みんな興奮を抑えきれません。ワクワク。 会場は東京国際フォーラム ホールC。 この会場の壁や手すりには花梨材がふんだんにあしらわれているため、ラグジュアリー感満載。空気にぬくもりと湿度があるので、席につくなり深呼吸したくなっちゃうような居心地の良さなんです。 仕事に忙殺されている日常から離れ、華やかで夢のようなひとときを過ごすにはぴったりなところなんですよね♪ ミューケン・シップの乗組員たちは2階の舞台全体を見下ろせる席に陣取って、開演前にもかかわらずオペラグラスを覗きながらニヤニヤ。 だってオーケストラピットの中にいらっしゃる我らが塩ちゃん先生がよく見えるのですもの! お仕事モードの塩ちゃん先生、すてきです! そして開演を伝えるアナウンスが流れ、幕が開きます! 観劇後の気持ちをたとえるならば、熟練のシェフが上質の素材を使い見事な手仕事で仕上げたフレンチのフルコースを堪能した後の感覚とでも言いましょうか。(作品の舞台はイギリス・ロンドンなのですが。汗) 「上質な素材」のなかでもずば抜けて素晴らしいのは楽曲でしょう。 稀代のメロディメーカーであるフランク・ワイルドホーンが華々しいデビューを飾った作品だけあって、パワフルでぐわっと心を鷲掴みにされる曲ばかり。 有名な「This is the moment(時は来た)」だけでなく、「Take me as I am(ありのままの)」、「Someone like you(あんなひとが)」、「Murder, murder!(事件、事件)」、「Dangerous game(罪な遊戯)」などどこをとっても名曲ぞろい。 ワイルドホーンの曲ってちょっと中毒性すらあるものが多いのですが、このジキル&ハイドに関してはどの曲も耳に残って脳内で鳴り止まなくなるんです。 乗組員たちが観劇した2階席からはアンサンブルキャストの動きの美しさや照明ワークの巧みさもよくわかり、見ごたえ聴きごたえたっぷりの3時間でした。 将来、自分のライフステージが変わってからこの作品を再度観るときの印象の変化も楽しんでいきたいなぁ。 終演後、塩ちゃん先生とパーカッション担当の長谷川友紀さん麻紀さん姉妹がロビーに出てきてくださり、作品の解説をしてくださいました。 キャスト・スタッフ全員がこの作品が大好きで誇りを持って仕事をしているということ、ワイルドホーンさんの楽曲構成が役の気持ちの変化に密接にリンクしていること、ジキル&ハイドの曲はどれもドラムスのハイハットシンバルなどで拍子を刻まないのでオーケストラプレイヤーたちが息を合わせて演奏する必要があること・・・などなど裏話に一同ため息。 友紀さん&麻紀さんはオーケストラピットの中でふたり折り重なるようにしてアクティブに演奏していらっしゃいましたが、非常にタイミングがシビアな場面では姉妹のあうんの呼吸がものを言うんですって! 「そういえば、お姉さんがシンバルを叩いている一方で、妹さんがその響きを止めている瞬間を目撃した!」という乗組員のコメントに、よくわかりましたねと思わず拍手する長谷川姉妹。 わー!そんな瞬間があったとは!ジキハイ、俄然また観たいです! 帰り道、ジキル&ハイドの名曲たちを口ずさみながら、改めてミュージカルってキャスト、オーケストラ、舞台スタッフの皆さんが作り上げる総合芸術なんだなぁと実感。
奥深いミュージカルの世界、もっと知りたい欲求がふつふつと沸いてきました! 次回のクラスも楽しみです^^
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Authorむらかみちあき ArchivesCategories |
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