おはようございます! ミューケン・シップ、第5回目の朝です。 3月も中旬に入り、早朝でもずいぶん明るくなってきました。 乗組員のみなさんは、ラ・カージュ・オ・フォールの観劇チケットのくじびきを引きながら乗船です。 お隣の人は誰かな。どきどき。 今朝のゲスト講師は振付師の萩原季里(はぎわら きり)さん。 ラ・カージュ・オ・フォールでは振付助手をご担当されています。 スラっとスタイルがよく、ピシっと背筋が伸びて、ひとつひとつの所作が美しい季里さん。 なんてカッコいい・・・。 季里さんはラ・カージュ・オ・フォールにはもともとはキャストとして出演されていらっしゃいましたが、振付のお仕事をするようになったのだとか。 塩ちゃん先生とは長年チームを組んでいらっしゃり、初めての仕事は「ラ・マンチャの男」だったとのこと。 目を見ればお互いの考えていることがわかる、みたいなお二人の間の空気感いいなぁ。 さて、季里さんは”振付助手”として振付の方のアシスタントを務めていらっしゃいますが、振付助手の一番大切な仕事は”振り起こし”。 作品の中での役者たちの動きは全て振付として決められているのですが、そのひとつひとつを確認していく作業が”振り起こし”だそうです。 とくにラ・カージュ・オ・フォールはダンスシーンが多いため、振り起こしをするのには6ヶ月(!)もかかったんですって! また、振付と音楽は切っても切れない関係なので、塩ちゃん先生とは逐一相談しながら作品作りを進めるのだそうです。 季里さん曰く、塩ちゃん先生は振付を活かす音作りのセンスが素晴らしく、いつも役者さんたちがやりやすいように作ってくださると絶賛していらっしゃいました。 季里さんの仕事は身体が資本。 ダンスの技術を磨くことも重要ですが、メンテナンスが何よりも大切であることに気づいてから、日本ではまだあまり知られていない”ヤムナメソッド”というセルフボディケア法をいち早く取り入れ、強くしなやかな身体作りを実践されているのだそうです。 ついにはインストラクターとしての資格もとって、活躍の幅をひろげられていらっしゃるのだとか。 やはり素敵なスタイルは努力の賜物なのですね・・・。反省。 というわけで、季里さんにオフィスでもできる簡単なストレッチを教わっちゃいました。 片方の鎖骨を両手でロックして、手と反対に頭を傾け、目線をあさっての方向に送ります。 むーーーーーーん! おぉ、なんだか肩まわりがスッキリした感じ! 毎公演立ちっぱなしで指揮をする塩ちゃん先生も積極的にエクササイズに参加されました。 次に、みんなでミュージカルウォーク! 両手を広げて、おへそは正面に向けたまま横歩き。 ぞろぞろ〜〜ぞろぞろ〜〜 背筋が自然とピッと伸びて、ミュージカルスターになった気分になれました♪ 最後にクラスを3つのパートに分けて、声を出しながら違うリズムを手拍子することに。 むむむむ難しい〜〜 なかなか手拍子が揃いません。 見かねた塩ちゃん先生、ついついお仕事モードのスイッチが入り、指揮を振って丁寧に教えてくださいました♪ なんという贅沢! 塩ちゃん先生の熱血指導の成果か、乗組員の手拍子もバッチリ揃い、塩ちゃん先生に合格点をいただきました。 ホッ。 楽しい話を聞いたり、朝から体を動かしたりしていると1時間があっという間。
乗組員はウキウキした気分で朝の有楽町に消えていきました。 次回はいよいよレジェンドと言われる東宝プロデューサー、宮崎紀夫さんの登場です。 どうぞお楽しみに!
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